98/12/01 酒場の少女

庸:お、来たか。
〜:あれ、友ちゃん来てないのか。
庸:友貴はここんとこ来てねぇよ。それより、女を待たせるなんてとんでもない奴だな、お前は。
〜:ふぇ?俺、女なんか待たせた憶えないぞ。
庸:ほれ、そこで飲んでいるぞ。
〜:えーっと、どちらさ……!!!うはぁ!
ゲスト真珠(以下真):何よ。まるで化け物でも見たみたいな声出して。
庸:こいつ、ローズマリーの娘だろ?
真:そうよ。血は繋がってないけどね。
〜:まままま真珠様。今晩はごきげんうるわしぅ。えへへへ。
真:麗しいわけないじゃないの。あんなの公開されてさぁ。
庸:あんなのってなんだ?
真:気にしなくていいの!
〜:いや。あれはですね。悪意があったわけではなくて。ええもう。ありのままの真珠ちゃんをですね、その。
庸:落ち着け。
〜:落ち着けるかぁ!
真:大丈夫よ、別にどうこうしようって言うんじゃないんだから。
庸:何をやらかしたんだ?
〜:いえ、ちょっと真珠ちゃんの過去を世界に向けて。
真:そ!ひどいのよ。人の古傷をなで回すようなことしてさ。もう、信じられないわ!
庸:いや、こいつはそういう奴だ。もっとひどい目にあってる奴もいるんだぞ。
真:聞いてる。飛鳥刑事でしょ?そうそう、何か、その関連でお母さまの恥ずかしい話も広まってるらしいわね。
〜:あ、あの、その。それでイメージダウンしたローズマリー姐の名誉挽回のために、ローズマリー姐のいいところを書こうと思いましてね。ええ。
真:それで、あたしの過去をばらしたってわけね。もう、いたいけな少女に恥ずかしい思いさせて。覚悟はできてるんでしょうね。
〜:いたいけって、誰が?
庸:ぷっ。
真:あんたらねぇ……。覚悟はいいかしら?さぁ、ラベンダーの香りよ……。
庸:なんの!ペパーミントの香りの酒だ!
〜:こっちはシナモン濃縮エキス入り目のさめる酒だぁ!
真:う……、やるわね。今回は諦めるけど、次回はこうはいかないわよ!
庸:なぁ、厄介なことになってないか。もしかして。
〜:俺しらね。


98/11/16 もみじの季節と佐渡とぺ渡 テキストブラウザで見ないで。あぅ。

友:おお、寒い寒い。だいぶ冷えるようになってきたなぁ。
庸:ああ、そうだな。なんなら、ウォッカでも引っかけてあったかくなるか?
友:ウォッカ……。何度のだ?
庸:96度。
友:危なく引っかかるところだった。
庸:引っかかるってのはなんだ。ん?
〜:うひゃー寒いよう。庸二ちゃん、ウォッカくれ。
庸:ほれ。
友:おいおい。
〜:くあー、効くねぇ。
友:大丈夫か、お前。
〜:ええもう。この強さの酒の楽しみ方は心得てますので。それにしても、紅葉の季節ですなぁ。
庸:この辺は都会だからよくわからねぇけど、小佐越のほうはすごいんだろ?
〜:すごいってことはないけどさ。まぁ、360度見渡す限りの山だから。
友:田舎だな。
〜:ほっとけ。ところで、もみじといえば最近学会のほうから発表があったらしい。
庸:堅そうな話だな。何だよ。
〜:もみじと言う字は紅葉だと一般に信じられているようだがそうじゃないんだってな。正確には、ローズマリーのかばこのかばらしい。
友:椛?あの字にもみじっていう意味があったのか。
〜:なんでも木の葉が花のように色づくと言うことが字の起源に……。
庸:ローズマリーが絡んでるのはいいけど、あまり固い話をするな。眠くなっちまうよ。
友:他に何か面白い話ないのか。
庸:大貴のページの掲示板に何書かれてたよな。真珠がなんとかでサドとか。
〜:う。
庸:真珠をいじめたりしてサド呼ばわりされているらしいじゃないか。
(私をサド呼ばわりするsenson☆ゞさんが私に何を期待しているのか知りません存じません)
友:いじめたのか、未成年の少女を。
〜:いぢめてないよぅ。そ、そうか、分かったぞ!
庸:何がだよ。
〜:俺のまわりでサワタリに関する何かが起こりつつあるとかさんのめいみ@rubyさんの掲示板に書きこんだ憶えがあるが、これだったのか。
庸:サワタリ?サドとは関係ないじゃないか。それよりも、この間真珠がまたここに来たいって言ってるみたいなこと言ってたな。
友:何、来るのか?
庸:それはどうかなぁ。バーボン飲みたいって言ってるみたいだが。
友:子供のくせに。
庸:だからこいつが、カクテルで上等だとかいってたぞ。マテニーとか。
友:マテニーって……。バーボン飲ませるのとそんなにかわらないよな。酒の強さは。
〜:あくまでシャレで。
庸:酔わせて何をするつもりなんだか。
友:いたいけ(ここでやや躊躇)な少女に何をする気だ。
〜:ひぃ、そんな。……どうして欲しいわけ?

98/11/06 少女の私にさよならを

庸:よう。友貴はまだ来ねぇぜ。
〜:その方が都合がいい。今回はちょっと危ない話を。
庸:違法取り引きとかの話か?
〜:それもヤバいがそうじゃなくてね。
庸:なんだ?
〜:ほら、この間来た二人。
庸:二人?
〜:恭子ちゃんと涼子ちゃん。
庸:ああ、あのお前を酒ビンで殴って帰った、あの見込みのある女の子達。
〜:何の見込みがあるんだか。とにかく、あの二人が更にヒートアップしてヤバいからヤバすぎに。うひぃ。
庸:大丈夫か、お前。
〜:うひぃ、だめかも知れね。
庸:なにが、どうヤバいんだ?
〜:あのね……。ちょっと待ってくれよ。……やっぱ、今日は止すわ。帰る。
庸:お、おいおい。……なんなんだか。
     2分後    
恭:こんばんわー!
涼:コサインさん、来てます?
庸:残念だな、ついさっき帰ったところだ。
涼:逃げられたみたい。
庸:何かあったのか?
恭:な、なんでもないです。あは、あはははは。
庸:なんか、ヒートアップとかヤバすぎとか言ってたけど。
恭:な、何も聞いてませんよね!?
涼:きょ、恭子、落ち着いて……。
恭:なんで落ちついていられるのよぉ!
庸:とにかく、俺はまだ何も聞いてねぇぜ。
涼:よかった、これ以上騒ぎが大きくなったら困るもんね。
恭:そうと分かったら、吹聴する前にコサインさんをとっ捕まえてフクロにしなきゃ!
庸:物騒だな。
涼:行くわよ、恭子!聖ポーリア学院探偵団の名にかけて、極悪人コサインを引っ捕らえるのよ!
恭:おー!
庸:何なんだろうねぇ。
     2分後    
〜:俺の予感は当たったようだな。
庸:かなり怒ってたようだな、何があったんだ?
〜:最近、キケン♪な二人として注目を浴びている恭子ちゃんと涼子ちゃん。俺がその話題を何かにつけて持ち出すので怒っているらしい。
庸:まぁ、怒るよなぁ。シメが『二人の間には、もう言葉は必要なかった』と来たもんだ。
〜:知ってるじゃないか。
庸:聖華市の連中でコンピュータいじれるやつはみんなあのあたりのサイトから回っているらしいし。
〜:じゃぁ、二人の仲は聖華市の皆様が知るところに?そら怒るかも。
庸:お前、この騒動が治まるまでは引っ込んでたほうがいいんじゃないのか?殺されるぞ。
〜:まさか。まぁ、身を隠したほうがいいのは確かか。じゃ、さっそく消えることにするか。
庸:じゃぁな。
     2分後    
恭:集めた情報によると、やっぱりこの店にいるらしいわね、極悪人のコサインは。
涼:どこにいるの!?隠しているとためにならないわよ!
庸:お前ら、タイミング悪いなぁ……。

98/10/27 誕生日ラッシュ終結

庸:いらっしゃい……なんだ、お前らか。いらっしゃいなんて言って損したぜ。
〜:いえいえ。得した気分にさせてあげますよ。うふふ。
友:気色悪いな。今日は何かあるらしいな。こいつが署の前で張ってやがった。
庸:何があるんだ?あまり期待はしてないけど。
〜:まずその前に。9/29は芽美ちゃんの誕生日、10/9は恋美ちゃんの誕生日、10/14は岡野さんの誕生日でした。いやーめでたい。
友:ああ、息子の娘と息子だな。
庸:大貴の娘?あいつ、まだ高校も出てないのに子供がいるのか?
友:いや、違う違う。何年か後のその日に生まれるらしいんだな。
庸:で、息子ってのは?大貴の誕生日は8月じゃなかったっけ?
〜:8月12日ね。こちらはなんでも、中ツ国のアスカJr.ということらしい。
庸:なんだかよくわからねぇが、まあいいとしようか。
友:と言うことは、今日も誰かの誕生日というわけだな。
庸:誰だ?
〜:怪盗ルシファー。
庸:おおっ!?
友:な、なに……。いかん。
〜:あ、逃げるな!
友:ん?ドアがあかない。
庸:金を払わないで帰ろうとする奴がいるから、リモコンでロックできるようになってるんだよ、そのドアは。
友:そこまでするか。
〜:せっかく、飛鳥刑事もいるんだし、ここはってんで、特別企画〜。電話貸して。
庸:俺の携帯でいいか?あ、国際電話じゃないよな。
〜:大丈夫、すぐそこだから。ピポパポピポポペ。……。もしもし。うん、そう。じゃ、今かわるからね。はい。
友:誰だ?まさか……。
〜:たぶんそのまさか。
友:た、頼むよ……。はい、かわりましたよ。
庸:誰だよ。
〜:今日、誕生日の人。
庸:はは、はははははは!そいつはいいや!
(特別ゲスト:受話器のむこうに映美さん♪)
映:お久しぶり、飛鳥刑事。今日は私の誕生日をお祝いしてくれるって言うから楽しみにしてたの。
友:コサインがか?
映:うん。
友:お前なぁ。
〜:続けて続けて。
友:何を話せばいいんだよ。
〜:お祝いでの言葉でも言ってあげたら?
友:誕生日らしいな。おめでとう。
映:ありがとう……。
友:あれからどうした?元気にしてるのか?
映:うん。今はとっても幸せ。
友:そうか。
映:……。
友:……。
庸:照れるなよ、何か言え。
友:しかしだな……。
庸:安心しろ、ルシファーの言ったことはこっちには聞こえてねぇよ。
映:何か、突然だったみたいね。
友:う、ま、まあな、こいつはこういうことをする奴なんだ。
〜:鬼畜と呼んでおくれ。
映:でも、結構気が利くじゃない。素敵な誕生日プレゼントよ。だって私と飛鳥刑事は(小説のストーリーがばれるので以下削除させていただきました)
友:う、その話はしないでくれ。
庸:おい、なんの話をしてるんだ?聞きてぇよ。
〜:さぁ、なんの話をしてるんでしょうね。だいたい分かるけど。
映:ねぇ、今でも持ってる?私の(同様の理由で削除させていただきました)
友:ま、まぁな。あまりそういう話はしないでくれよ。
映:いいじゃないの。思い出なんだから。コサインさんには洗いざらい喋っちゃったわよ。
友:おいおい……。こいつは俺達の話をインターネットで流してるんだぞ?
映:えっ、そうなの?恥ずかしいなぁ。後でとっちめてやらなくちゃ。
友:それは俺に任せろ。
映:任せたわよ。うふふ。
〜:あのー、積もる話もあると思いますが。このへんで庸二君ともかわってあげてね。
友:助かった。
映:もっと言いたいことあったんだけどなぁ。
〜:ルシファーちゃん、喋りすぎ。駄目じゃない。ただでさえ飛鳥刑事照れちゃってるんだから。恥ずかしがるような話しちゃ。
友:黙れ。
庸:よう、久しぶりだな。
映:あ、佐々木刑事?久しぶりー。
庸:俺はもう刑事じゃない。辞めちまったよ。
映:そうなんだ。今何やってるの?
庸:裏町でしけた酒場をやってる。今度飲みに来いよ。口説いてやるぜ。
映:やだぁ、もー。変わってないなぁ。
庸:そうか?
映:駄目よ、私には夫も子供もいるんだから。
庸:そりゃぁ残念。今ここにたむろしてる野郎共はどいつも独り身だ。乗り換えるなら今のうちだぜ。おっと、飛鳥は子連れだったっけ。
映:え?庸二さん、結婚してないの?
庸:何回かしたけどな。みんな逃げられちまったよ。俺には所帯持ちよりジゴロのほうが向いてるみたいだな。
映:あはは、庸二さんらしい。ねぇ、私ね、庸二さんのこともちょっと好きだったときがあるのよ。
庸:なんだ、あんたも結構なタマだな。結婚して少しは落ち着いたか?
映:変な言い方しないでよ。そうね。何か、私も普通の主婦になっちゃった。
庸:そうか?それなら俺がその生活変えてやろうか?俺と(公衆の前に出せる科白ではありません。削除します)
映:やだぁ、もう!
庸:ははははは、飛鳥が妬くぜ。
友:なんて話をしてるんだよ。まったく。
〜:はい、そこまで。お前の話は健全な青少年の育成を阻害する。せっかくの誕生日なのにすまないなぁ、こんな連中で。
映:ううん、楽しかった。また来年もやってくれるかなぁ?
〜:いいとも〜!飛鳥刑事が逃げなければね。
映:逃げたら捕まえてよ。
〜:はい。ルシファーさんのためなら地の果てでも。というわけで、今日はお別れです。さようなら〜。ぴっ。
友:庸二。お前、変なこと言うなよ。
庸:なんだ、妬いてるのか?別に向こうもイエスとは言ってねぇぜ?
〜:痴話喧嘩かい?
友:何を言うか。
庸:おい、終わったんだから携帯返せ。
〜:では、リダイヤルの番号を消して、ポピポペパポペと。あと、これは回収。
庸:おい、なんだそれ。俺の携帯に盗聴器なんかつけてたのか!?
友:な、なにぃ!?
〜:大丈夫、つけたのはさっきだから。私のオフィスでは今ごろお二人さんの会話がばっちりテープに録音されているはず。じっくり聞かせてもらうかな。うひょひょ。
友:なんだとぉ!待てぇ!
〜:さらばだ、明智君!ふははははは!……あれ、開かない。
庸:あ、ドアのロックしたままだった。
友:貴様ぁ!
〜:うぎゃああぁぁぁぁ!

98/10/16 ノイズが来たりていや喋る喋る

庸:ん?
友:どうした?
庸:コサインの野郎だ。
友:さっき帰ったんじゃなかったのか?
〜:やー、いたいた。
庸:誰か連れて来たな。若い女か。
友:ん?知らない顔じゃないな……。
〜:そこでつかまってね。どうも飛鳥刑事がこの辺に現れるという噂を聞いて調査しに来たらしい。
涼:あーっ、飛鳥刑事だぁ。こんばんわぁ、涼子です。
恭:こんばんわ、飛鳥刑事。私は恭子です。失礼よ、涼子。
友:息子の知り合いだろ。気を使うこたぁないぞ。
庸:しかし、年ごろの娘がこんな時間にこんな裏町を歩いてるなんて不用心だな。
〜:まだこの時間なら大丈夫だろ。帰るときは俺が責任を持って表通りまで誘導するよ。
庸:お前が一番危ない。
友:で、私に何か用かね?
恭:いや、用があるわけじゃないんですけど。
涼:まぁ、ちょっと噂の種にでもと思って。
恭:それより、コサインさん。
〜:はい、なんでございましょう。
恭:コサインさん、senson☆ゞさんのセイカシティー読んで、掲示板に変な書き込みしましたよね。
〜:知らないね。
恭:あの書き込みについたひめさんのレスが元でとんでもないことになっちゃったじゃないですか!
友:なんの話だ?
涼:飛鳥刑事は知らなくていいことです。
庸:もしかして、キケン♪な二人の噂話ってやつのことか?
涼:あれ、知ってるんですか?
恭:やだぁ、こんな見ず知らずの人にまで!
涼:もう、どうしてくれるんですか!?コサインさんが変な書き込みしなければ、ひめさんが寸止めナシの話のことを書き込んだりしなくて、まわりから催促されてあの話を書いたりしないですんだんじゃないですか!
恭:そうよそうよ!涼子はいいけど、私なんか完全に変態じゃないの!
涼:いいってことはないわよ!私が恭子をそっち方面に導いたみたいなストーリーなんだから!
〜:俺は悪くない!
恭:わるいの!それにsenson☆ゞさんまで次回は愛の逃避行とか言い出すし。本当になったらどうしたらいいの?もういやぁ!
〜:うわ     っ!助けて飛鳥刑事。あれ、飛鳥刑事は?
庸:さっきトイレに行ったぞ。危険を感じたら中座するのはあいつの昔からのパターンだ。
〜:げ。そんな。あ、あの。だな。……ぎええええええぇぇぇぇぇぇ!

5分経過
〜:あぅ、ひどい目にあった。
友:あれ?俺のボトルは?
庸:コサインの頭に破片が刺さってるだろ。抜くなよ。血が噴き出るから。
友:あー。俺のボトルが……。
〜:俺の心配をしてほしいんだがね。
庸:生きてりゃいいさ。
〜:お前が言うな。んー、それにしてもだな。すごかったな。
庸:台風一過って感じだったな。
〜:しかし、あの話もすごいよな。やばいぜ。セイカシティーと並行してこっちも連載してくれないかな。
庸:そういえば、お前、あの二人のこと送って行くとか言ってなかったっけ?
友:そこで待ってるみたいだな。
〜:へ?
涼:送ってくれるんですよねぇ〜。
恭:遠まわりして帰りましょ。
〜:その目……恐い。
庸:夜道は恐いからな、気をつけろよ。
友:身から出た錆だ。
恭:いきましょうか。
庸:地獄であおうぜ、ベイビー。
〜:変なこと言うなよ。はぁ。
友:行ったか。ま、道中の無事でも祈ってやるか。無駄だと思うけどな。

98/10/08 いらっしゃいあさがおシスターズ

庸:いらっしゃい……。なんだ、お前か。
〜:なんだ、じゃないぞ。今の客は何事だ。
庸:ああ。気付かないフリをしてはいたが、ひとりはローズマリーの娘……。だろ?
〜:そう。そうだけど。歳いくつだと思ってんだ?
庸:さぁ?飛鳥のところのガキより年下だって聞いたけど?
〜:どう考えても酒なんか出せる歳じゃないだろうが。捕まるぞ。
庸:しかしだな。ローズマリーの娘が出せと言ったものを出さないでおくってのはかえって危ないぜ?
〜:ごもっともで。
庸:大体よ、てめぇに言われたかねぇな。生まれついての飲んだくれめ。
〜:はぅ。そんなことはないぞ。確かに学校も行かない頃から親父に酒を飲まされていた記憶はあるが。飲んだくれてはいなかった。
庸:まぁ、とにかくだ。ここは酒を飲むところだ。ここに来た以上、酒を飲むことに文句は言えねぇ。
〜:さいですか。
庸:もう一人の女もとても酒を飲むような奴には見えなかった。あっちは何者だ?
〜:ああ、あっちは元祖あさがおムスメの沙綾ちゃん。
庸:うーん、データがないな。裏世界の人間ではなさそうだ……。
〜:ったりめーだ。
庸:ん?それらしいデータを見つけたぞ。泡盛が好きとか書いてあるが。
〜:それは。あたりつき沙綾さんでは。
庸:紛らわしい別人か。
〜:おいおい。あたりつきさん。すいません、こいつ、口悪いんで。
庸:悪かったな。で、最初から来てて、テープレコーダーを回してたのは?
〜:あの人はsenson☆ゞさん。
庸:ああ、友貴のところのガキのサイトを開いているっていう。
〜:そうそう。『くるならきてみろっ!』てね。今回の来店はそのページで聖華警察の紹介をするためだったみたいで。
庸:西部警察みたいだって言ってたぜ。
〜:昔ちょっと行ってた西山村署って、ある意味西部警察なのでは?
庸:おいおい。ん?
友:お、なんだコサイン。お前もいたのか。ん?ラベンダーの匂いがするな。女でも来てたのか?
庸:よう、友貴。鼻がいいな。女二人と待ちあわせしてた奴がいてな。ちょっと飲んでついさっき帰ったところだ。
友:……。混じってバーボンの匂いもするな。誰か飲んでただろ。俺ももらおうか。
庸:おうよ。お前も何か飲むか?
〜:じゃ、カクテルの『モーニンググローリー(あさがお)』を。
庸:さっきの話をさり気なく引きずってやがるな。
友:??
〜:では、未成年に酒を飲ませているところを録音したテープを飛鳥刑事と一緒に聞きましょうね。
庸:いいのか?
〜:握り潰すでしょ?
       あいさつからゲストの話      
友:おわ、真珠が来たのか。
庸:ローズマリーの娘だろ。こいつ、酒飲んでんだぜ。
友:さすがはローズマリーの娘と言うか、なんと言うか。
〜:まぁ、過去が過去だしなぁ。酒も飲みたくなる気持ちも分かるが。
友:お前、あいつの過去なんか知ってるのか?
〜:う。ま、まぁちょっとな。そのうち教えてやるよ。
友:もう一人のゲストのほうは誰だ?
庸:なんでも健全な少女らしい。特に暗黒名簿にも書かれてないし。
友:普通の健全な少女に酒を飲ませるとは……。senson☆ゞ、チェックだな。
〜:見た感じ、自主的に飲んでいるよう気がするんだけど。きのせいかなぁ。

       西部警察の話      
友:古いな。こんな子供が知っているってのは妙な話だ。
庸:ビデオでも見たんじゃないのか?この年ごろの少女には珍しい趣味だとは思うが。
〜:……確かに。
       ローズマリーの話      
〜:宝石の粉の話だけど。当時のローズマリーの使う粉はいろいろな宝石の粉が混ざっていたんだよね。
友:そうらしいな。それが、宝石ごとに分けるようになる。
庸:それが、キーポイントなんだよな。
〜:あと、最新号の話が出てるんだけど。これについて皆様に一言。この最新号ですが、senson☆ゞさんのところであのトークが公開された時点で、この話はまだ公開されていません。
庸:じゃ、なんでその話を知ってるんだよ。お前の端末、のぞかれてるんじゃないのか?
〜:いやいや、そう言うことじゃなくて。ごく一部の人だけに入手方法を告知したのです。例のON会で。不思議に思っていたかた、そういうことなんです。
       色恋沙汰の話      
庸:ルシファーにぞっこんか。そうだったなぁ。
友:あのなぁ。
〜:今でも思い出の品を密かに所持して……もが。
友:その話はするんじゃない。
〜:はひ。
庸:そのルシファーも万年新婚夫婦になってるって言ってたな。
友:そ、そうなのか?結婚するとは言われたけど。
庸:なんでお前がそんなことを言われるんだ?
友:しまった。
〜:この手の話するとすぐにボロを出すなぁ。基本的に隠しごとができない性格なんだよな。
庸:ローズマリーが硬派だって言ってるけど?
〜:そう思うのかもしれないねぇ。あの事は真珠ちゃんには関わりのない話だし。ローズマリーは恋をすると悲しい思いをするなぁ。宿命なのかも。
友:見所は俺とルシファーとローズマリーの三つ巴の対決だってよ。
庸:俺は?
〜:お前は脇だから気にする必要なし。
庸:ローズマリーに関しちゃ、俺のほうが相性がよかったんだけどな。
友:口説いたりしてな。
〜:あと、アスカJr.の母親、すなわち飛鳥刑事のかみさんの話だが。
友:その話はよせ。酒がまずくなる。
〜:もしかしたら、その話で新しい部ができるかもしれないんだよ。最近、ようやくかみさんの構想固まってきたし。だめ?
       憎悪の話      
〜:ローズマリーのセイント・テールへの憎悪のむけかたが尋常じゃないって話が出てるけど。
庸:最初に顔を合わせた時は、あれでもただの嫌がらせだからましなんだぜ。あの修道院事件、ならびに友貴の極秘任務の後だ。
友:どこかに行ったはずのあいつが突然、この街に戻ってきたんだよな。
〜:そう。それっきりこの街に居座っちゃってね。しかも怖いし。まちなか安心して歩けないよ。
庸:お前が悪いんだ。
友:なんで俺が。
〜:極秘任務ったって、裏社会にはバレバレだったみたいだしな。あれからだぞ。あの女が変わったのって。
友:でも、セイント・テールにも関係があるんだし。あの極秘任務自体、セイント・テールの起こした事件がきっかけなんだ。
〜:未来じゃ雅貴君も苦労するみたいだしねぇ。いろいろな憎悪が渦巻いているんだ。
庸:やっぱり、洒落にならねぇなぁ。飛鳥、お前のせいだぞ。お前ら一族の問題だ。俺を巻き込むな。
〜:自分から首突っ込むくせに。まぁいいや。ってなわけで、そろそろお別れのお時間となりました。次回はノイズなふたりをゲストにお迎えする予定です。つかまればですけど。
註:カクテルモーニンググローリーは、私の知っているかぎりでは存在しません。でも、なさそうであるのがカクテルの世界……。

98/10/04 血で血を洗う

庸:お、コサインんじゃねぇか……どうしたんだ、その格好は!誰にやられた!?
友:血まみれじゃないか。
〜:安心しろ、俺は無傷だ。
庸:返り血か?派手にやったんだな。
〜:俺は横で見ていただけだ。
友:どこに行ってたんだ?
〜:明け方にしっぽ同志のON会に行ってきたんだが……。ひどい有り様だった。
庸:それは見りゃぁ分かる。何があったんだ?
〜:共食い。
友:共食い!?なんだそりゃぁ。
〜:思い出したくもない。中には肉体を失い、魂だけになり、挙句、天使にまで昇華してしまったものもいた。
庸:天使……?
〜:俺はその辺で一度抜け出したからどうにか助かったが。その後、その危機的状況は収まったらしい。
友:なんだか、凄かったみたいだな。
〜:場が荒れ始めたのは空が白み始めた頃だった。突如、酒池肉林の宴が始まったのだ。その前は静かだったんだが……。
友:おいおい……。
〜:婦女暴行罪とか、青少年保護法とかに引っかかるので飛鳥刑事には教えない。
庸:その二言で、何が起こったのか分かるよな。
〜:それが落ち着いてからだ。突如、喰い合いがはじまった。
友:全員人間……だよな。参加者は。
〜:バクオ君もいたが、他はそうだ。そのはずなんだが……。血に飢えた野獣にしかみえなかった。
庸:よく無事だったな。
〜:波長を下げておいたから目立たずにすんだようだ。とにかく、そんな中、天使が現われた頃に俺は一時退却した。
友:それきりか?
〜:いや、終了直前にもう一度顔を出したが……。何もなかったかのように元どおりになっていたよ。しかし、あれは夢じゃない。
庸:その返り血が全てを物語ってやがる。
〜:大天使の粛清によりもとに戻ったそうだ。俺はその顛末を見ていない。
庸:誰か、見た奴がいるのか?
〜:……。そうだな。詳しいことはsenson☆ゞさんにでも聞いてくれ。騒ぎの張本人だ。二つともな。
友:あとで話を聞いておこうか。まぁ、見逃してやるつもりだが。
〜:巻き添えを食った人は哀れさ。眠り込んだ芽美ちゃんに手を出す奴もいたし。貞操の危機、とか思った時には手遅れだったな。アスカJr.の留守中に……。
友:な、なに?
〜:おっと、口が滑った。そんな訳で今日は酒はいらん。血を洗ってから来るよ。
友:おいおい……。何が、何が起こったって言うんだ!?
庸:あいつから聞き出すことはできなねぇな。ま、がんばって調べるこった。

98/09/29 祝杯

〜:いやー、めでたい。めでたいぞ。
庸:何がだよ。
友:お前、5W1Hっての知ってるか?
〜:それ、この間も言った。とにかくだな。今日は芽美ちゃんのバースデーなのだ!
庸:ああ、友貴のところのガキの彼女か。
友:なるほど。まぁ、俺たちにはさほど関りのないことだな。
〜:そういうと思って、小説アップしといたよ。
庸:ほう。
友:お、おいおい。また俺の過去を全国に発信したのか?
〜:イエ〜ス。でも、今回の話はそんなに恥ずかしくないだろ?
友:でもなぁ。一話アップするごとに、結末が一歩、また一歩と近づいて来るわけだろ?
庸:まぁ、当然じゃないか?
〜:当然だけど。でも、多分飛鳥刑事が公開をおそれているあの話は最終話になる予定だし。
庸:まだ、えらい先だな。
友:まぁ、それだけが救いといえるか。
〜:あと、前にアップしといたのもちょっと気になったところを修正したし。
庸:3ヶ月近くハードディスクの中にしまっておいて、まだ直すところがあるのか?相当な暇人だな、お前。
〜:シャラップ!とにかく、そんな訳で今日は芽美ちゃんの誕生日なのだ!君の素敵な瞳に、乾杯!
庸:本人の前でいえよ。そういうことは。
友:いや、そんなことしたら息子に殴られる。
〜:今日はガンガン飲むぞ〜。
庸:お前なぁ。いつも飲んでるじゃねぇか。
〜:今日は、各しっぽ系ページで爆発的な更新が期待される。ネットサーフィンも楽しみだ。
友:イラスト拾いか。
庸:でもよ、てめぇみたいに平日に更新できるような暇人ばかりはそういないだろ?
〜:まぁ、前後の日ってことになっちゃうのはしょうがないかもね。先日もsenson☆ゞ さんのところで最新のSentelinsideもゲットしたし。Win98でも問題ないんだね。
友:ん?98、入手したのか。
〜:うん。しかも、ダータ同然で。
庸:ウェアーズか?
〜:愚か者!アップグレード付きのパソコンを買ったんだよ。
庸:ああ、お前がいつも持ってきてるノートパソコンか。
友:そのSentelinsideってやつ、見せてみろ。興味がある。
〜:ほい。待ってね、今見せるから。
庸:何だ、95って書いてあるぞ。まだ入れてないのか?
〜:入れてはある。タイトルだけが95になってるの。ロゴチェンジャーが勝手に変えちゃったの。
友:で、これがそうか。……。これ、俺の息子じゃないか?
〜:今年の誕生日はシルクハットをプレゼントだそうです。未来の夢に向かって頑張ってねー、みたいな。泣かせるねぇ。
庸:お前のとこのガキにしちゃ、気が利くじゃねぇか。
友:俺が気が利かないってのか?
〜:うん、だからルシファーにふられたんだっての。
庸:ほう。
友:お前なぁ。
〜:さて、と、今日はもう帰るかなー、と。祝杯の続きはおうちで。
友:逃げやがったか。

98/09/25 暴かれた過去

庸:おい、聞いたか。コサインの野郎が何かやらかしたらしいぜ。
友:まぁ、たいしたことじゃなさそうだな。俺は今日は呼ばれたんだよ。
〜:やっほーげんきー?
庸:来やがったぜ。
友:相変わらずだな。
〜:聞いてくれ!ついにオープンしたのだっ!
庸:うぁ?何がだ?
友:お前、5W1Hっての知ってるか?話をする時はだな……。
〜:長い話はせんとき。俺のサイトが開いたんだよ。
庸:ほう。
友:あまり俺には関係なさそうな話だな。
〜:ところがぎっちょん。
庸:古いぞ。
〜:はい。とにかく、関係なくはないんだな。だって、飛鳥刑事のページがあるんですもの。
友:ぶっ、お、俺か?
〜:おう、イエ〜ス。飛鳥刑事の小説が読めるページだよ。
庸:小説か。どんな小説だ?
〜:とりあえず、飛鳥刑事の過去が暴かれるって感じだな。ルシファーを追いかける話の一部始終をドラマチックに再現!
友:な、何?ルシファーだと!?
庸:って事は、ローズマリーとか、俺も出るよな。
〜:オフコース。ばんばん出ちゃうよー。
庸:よし、俺も目立てるぜ!……どうした友貴。
友:嫌だなぁ……。
〜:気持ちは分かる。でももう止まらないぞ。
庸:なんだ、なにが嫌なんだ?
〜:人には知られたくない過去があるものさ……。
庸:じゃ、こいつ、若い頃に俺の知らないところで知られたくないようなことをやらかしてるわけだな。
〜:遠い昔の過ちだよな、飛鳥刑事!
友:あまりいろいろ言うな。うーむ、酔いがさめちまった。今日は帰るわ。
〜:行っちゃった。
庸:何が暴露されるんだ?
友:言うなよ。
〜:はい。こっちもまだ言う気は無いよ。
庸:まだいやがったか。俺だけにこっそりってのは、だめ?
友:だめっ!
〜:帰るんだろ。
庸:帰るんだろ。
友:……。コサインが帰るまでいるわ。水割りくれ。

Before アップの1週間前に

庸二(以下庸):よう、相変わらずだな。
友貴(以下友):ああ。まったく、暇で困ってるよ。いいことだがな.
庸:ところで、コサインの野郎がお前と話がしたいって言ってたぜ。そろそろ来るはずだ。
友:ああ。署の前に指名手配のポスターがはってあったぞ。しかも、あからさまに嘘臭い。で、世間話ってのは何だ?
庸:お前の……、いや、俺たちの昔の話だってよ。
友:そういえば、ルシファーとローズマリーを追っかけてた頃の話をしてくれって、聞きに来たよな。あれ、どうなったんだ?
庸:そのレポートをまとめたやつが署に保管されてるって言ってたぜ。
友:うわ、恥ずかしいなぁ。あの頃はなにも考えずにひたすら突っ込んでったもんなぁ。
庸:お前、屋根から落っこちたりしたもんな。
友:あれは怖かった。あの時の恐怖は忘れられん。
庸:あいつの話だと今の時点で第5話まで書きあがってるそうだ。
友:どのへんだ、第5話っていうと?
庸:今言った、お前が屋根から落っこちる話だよ。
友:うわー。そんなの読んだら思い出しちまうな。
庸:で、次の話にかかるところらしいんだけど。
友:どんな話だったっけ?
庸:ほら、お前とルシファーの仲が……。
友:うわ、思い出した思い出した、言わなくていい。言うな。言うなよ。
庸:いいじゃねぇか。どうせまとまったら表に出るんだ。全国、いや、全世界から読める場所に置かれるんだぞ。日本語だけど。
友:くあーっ、そんなことになるんだったらあの時渡した資料、チェックして削っときゃよかった。
庸:後悔先に立たず、だな。諦めろ。
〜:ヤッホー、盛り上がってる?あれあれ?どうしたの?
友:あっ、なあ、第6話、俺とルシファーのところだけ削ってくれないか?
〜:だめだめ、第6話はそこがメインなんだから。その部分削ったら盛り上がりが無くなるよ。
庸:2部1話の加筆、済んだのか?
〜:済んでるよ。じゃなきゃアップしないよ。
友:人の話の途中で……。しゃあない、諦めますかね。で、2部1話っていうとなんだったっけ?
庸:セイント・テールが現われる話だよ。
友:ああ、第2部はそこから始まるんだな。
〜:そ。その次からアスカJr.がセイント・テールを追いかけ始める、と。
庸:そういえば、なんで一市長の権限で警察の捜査に民間人を介入させられるのか、という事があるんだよな。
〜:それがあるからしばらくは第2部の話をアップできないんだよね。第1部が後半に突入するまでは。
友:まあ、俺たちにとっちゃ分かりきったこった。なぁ。
庸:ああ。飛鳥、あの人、たまには誘ってこいよ。
友:公務が忙しいらしくてな。やることが山ほどあるらしい。
庸:ところで、全部で3部まであるっていってたよな。3部はどういう話になるんだ?
〜:現在は婦警さんになるために頑張っている、高宮リナちゃん。
友:ああ、市長の姪の。
〜:そのリナちゃんが聖華警察署に配属されてくるあたりから始まるわけだ。言っちゃう。第1話の仮題は、嵐の新米婦警リナだ。
庸:ほう、いかにも一波乱ありそうじゃねぇか。
友:息子から話は聞いてるよ。カゲキらしいな。
〜:全体的に第1部は怪盗たちとの追いかけっこ、第2部ではセイント・テールをからめて、ローズマリーがしゃれにならない女になる様を、第3部ではセイント・テールの主要なキャラクター大暴れって内容になる予定。
庸:大暴れか。
友:どんな感じで?
〜:探偵になったアスカJr.大暴れ、リナちゃんは大砲もって大暴れ、聖良ちゃんは十字架片手に大暴れ、佐渡はカメラもって大暴れ、Noiseな二人は噂を集めて大暴れ、そして、芽美ちゃん親子は一家そろって大暴れ。
庸:みんな大暴れだな。聖良ちゃんなんか暴れるような性格じゃないだろ?
〜:まあ、その辺は、言葉のリズムってもんで。
友:で、俺は?
〜:もちろん、全話で出番があるぞ、あんたら二人は。もちろん、二人だけで目立てる話も。
庸:そりゃぁいい。ぜひともばんばん目立たせてくれ。
〜:ばんばんて……。
庸:ところで、第2部じゃ俺の出番あるのか?
友:聖良ちゃんの親父の話、やるのか?
〜:……。これ以上ここにいたら極秘情報まで喋らされるな。そろそろ帰るとするか……。
庸:ちぇっ、つまんねぇな。
友:そういえば、第6話の話……。行っちまったか。やばいぞ、こりゃあ。